こんにちは、yujiです。
子供の時は特に気にしなかったんですが、大人になってからよく耳に入ってくる有価証券という言葉。これってなんだかわかりづらいですよね。
パッと浮かんでくるのはやっぱり株とか債券でしょうか?
実は、有価証券って結構幅広いものなんですけど意外に知られていないんですよね。なので今回は、有価証券について書いていこうと思います。
- 有価証券ってなに?
- 主な有価証券の種類
- 株と債券について
それではどうぞ^^
有価証券とは?
まずはじめに有価証券とはなんぞや、というとこからいきましょう。
株式・債権等による資産運用のイメージが強いんですけど、有価証券はもっと幅広いものなんです。
- 株券
- 債券
- 手形
- 小切手
- 商品券
などの、所持している人の財産権を証明するもの
ちなみに、金融商品取引法では、有価証券が3つに分類されています。
- 貨幣証券 手形・小切手などのお金の支払いを請求することができるもの
- 物財証券 運送証券、倉荷証券など、物に対する請求ができるもの
- 資本証券 株式、社債券など、資本提供者の権利に対する請求ができるもの
こう見てみると、結構幅広い感じはしますよね。上記を見てみると、お金に関するほとんどのものが有価証券と分類されるって事になります。まぁ一般的には、資本証券を指していると考えてOKです。
主な有価証券、株と債券
先ほど、ほとんどの資本証券が有価証券と言いましたが、それでもやっぱり世間一般的にイメージがあるのは、株と債券ですね。
株とは?
起業をして、ある程度大きくなったときに、「もっともっと会社を大きくしたい!」って誰もが考えると思います。
そして、その為にはある程度大きな資金が必要です。そんな時、自分たちの資金だけじゃなく、周りの人たちにもお金を借りよう!という事で、自分の会社の株式を発行します。株式と引き換えに資金を出資してもらう。これが株式です。
債券とは?
主な債券は下記の3つになります。
- 国債
- 地方債
- 社債
それぞれ発行している組織が違うだけで、 仕組みはどれも同じで、いわゆる借金です。
国債は文字通り国が発行しています。日本国債だと日本、米国債だとアメリカですね。地方債は、都道府県とか市町村とかの地方公共団体が発行する債券です。
そして社債は、企業が必要とする資金を調達するために発行する債券のことです。会社が資金を調達するために、株式の発行、金融機関の借り入れ、そして社債の発行、主にこれらの方法で資金調達します。
債権というのは、元本・利子が保証されていますが、あくまで組織が存続している場合ですね。発行している組織が破綻してしまうと回収できなくなるというリスクもあります。
当たり前ですが、信頼度によってリスクも変わります。上記の3種類でみると、単純に国が一番破綻の可能性が低いですよね。
国→地方→会社という構図は、誰でも簡単に思い付きます。
ですが、リスクに比例するように金利も高くなるので、資産運用の際はよく見極める必要があります。長期間になればなるほど、リスクも高くなりますよね。
株と債券については、こちらに関連記事も書いていますのでもし良かったら読んでみてください。
まとめ
- 有価証券は、一般的に資本証券のことを言う
- その中でも代表的なのが、株と債券
- 株は、会社の資金調達
- 債券は、いわゆる借用書みたいなもの
以上が有価証券についてでした。
株とか債券は仕事とかでも耳にする言葉ですが、やっぱり投資などに興味を持つと頻繁にでてきますよね。なので、株、債券はどんな物かをしっかり押さえておきましょう。
それではまた^^