こんにちは、yujiです。
先日、家の固定回線をソフトバンク光から楽天ひかりに変えましたが、1つ、通信速度について大きな勘違いをしていました・・・
楽天ひかりは『国内どこでも最大1Gbpsの高速通信』とうたっているので、
と思って早速インターネットに繋いで、ネットサーフィンだの動画のアップロードだのと色々試してみました。
確かに、体験知でもわかるぐらい通信速度は早くなりましたが、
と思って、早速スピードテストをしたら、速度は70Mbpsほど。
これはこれで、前と比べて早くなったので問題はないのですが、200〜300Mbpsぐらいでると思い込んでいたので、まさかのダメな方のギャップにやられました・・・
と言う事で今回は、
- 結論を先にお伝えして
- その理由を深掘りしてから
- 対処法をお伝えする
この流れでやっていきたいと思います。
- ひかり回線をどこにしようか悩んでる
- 楽天ひかりに乗り換えようと思っていた
- むしろ乗り換えた後で速度遅くてパニック状態
こんな方の参考になれば幸いです。
それでは早速いきましょう!!
Contents
先に結論
今回の『思っていたよりネットの速度が出なかった問題』は、ひかり回線の配線方式が原因でした。
楽天ひかりは最大速度1Gbpsなのは間違いありませんが、僕の住んでるマンションが最大100Mbpsだったんですよ・・・
これを知らずに、プロバイダだけ変えれば通信速度が爆速になると、勝手に勘違いしていました。
光回線の配線方式について
光回線は、そこら中で勝手にウヨウヨしてるだけじゃ電波をキャッチできないので、しっかり集めて自宅まで引っ張ってくる必要があります。
で、その配線方式が2つです。
- 光配線方式
- VDSL方式
です。
正確に言うとLAN方式もありますが、対象ケースが少ないので今回は除外します。
それぞれの特徴です。
- 住宅タイプ:戸建て、もしくは一部の集合住宅
- 回線:各部屋まで、1本の光ファイバーで接続
- 速度:1Gbps〜10Gbps
- 工事:必要
対してVDSL方式は、
- 住宅タイプ:マンションやアパートの集合住宅
- 回線:マンションまでは光ファイバーで、各部屋には電話回線で繋がる(光回線と電話回線を併用してる)
- 速度:最大100Mbps
- 工事:基本的には不要、もしくは短時間で終わる
両者の何が違うかと言うと、光配線方式は、そのまま家のなかに1つの方式で届けます。
一方のVDSL方式は、マンションの共有部までは光配線方式で引っ張ってきますが、そこから各部屋には電話回線で繋がるので、結局速度が遅くなってしまいます。
- 1つの穴に全部の水を入れるのか、
- 10個の穴に分けていれなかんのか、
の違いやな!もちろん1つの穴に水を入れた方が多く入るやろ?でも、10個の穴に分散させたら、その分水の入る量も少なくなるからな
僕の場合はVDSL方式だったので、大元がいくら「最大速度めちゃくちゃ早いよー」と言ったところで、マンションの各部屋に行く頃には配線方式が変わるので、100Mbps以上はでません。
これが遅くなる原因です。
配線方式を調べる方法
主に調べる方法は2つです。
①差込口を確認する
ひかり配線方式は、コンセントに『光』もしくは『光コンセントSC』と記載があります。
VDSL方式は、電話回線と同じ差込口になっています。
②回線事業者から届いた端末を確認
Wi-Fiルーターと別に、回線事業者から届いたモデムがあると思います。
その端末のどこかに、『VDSL』と書いていればVDSL方式で、『ONU』と書いていれば光配線方式です。
なので、回線事業社から届いた端末を一度確認してみましょう。
それでもよくわからないって方は、直接NTTに連絡すれば教えてくれると思います。
以上の方法で、自宅の配線方式が。
- 光配線方式なのか
- VDSL方式なのか
2つのどちらなのかを調べておきましょう。
配線方式は途中で変えられる?
できるにはできますが、
- マンションのオーナーに確認したり
- 工事ができるのかどうかがあったり
なかなか労力が必要になります。
通信速度を今より速くする方法
そんな事はありません。
現在の通信速度が遅くても、今より速くする方法は2つあります。
- ホームルーターを使う
- IPv6対応のルーターに変える
順番に解説していきます。
①ホームルーターを使う
ホームルータとは、開通工事が不要で置くだけで自宅にWi-Fi環境を作ることができるWi-Fiルーターのこと。
- 工事がいらない
- 光回線のエリア外でも使える
- コンセントに挿すだけで使える
通信速度も、400Mbps〜1Gbpsと高速になっています。
それでいて価格も控えめの物もあるので、ホームルーターを視野に入れるのはアリですね。
有名どころだと、 SoftBankAirとかWiMAXとかになります。
ただし、
- 3日間で10GB以上の通信を行なった場合は速度制限がかかる場合がある
- モノによっては月額料金が高い
など、デメリットの側面もあるので、よく調べてから自分に合ったものを検討してください。
②IPv6対応ルーターを使う
そんな時は、IPv6対応ルーターを使いましょう。
インターネット通信規格の1つ。
今のインターネット環境は、IPv4と言う通信規格が基準になっていて、IPv6はIPv4の新バージョンに当たる。
で、そのIPv6に対応しているルーターを使うことで、通信速度が早くなります。
僕の場合は、
- ソフトバンク光でIPv4の時 20Mbps〜30Mbps
- 楽天ひかりでIPv6に変更 60Mbps〜90Mbpsほど
でした。
もちろん、時間帯とか混雑状況で前後はしますが、以前よりは明らかに速くなりました。
なので、今お使いのルーターが古い場合は、IPv6対応のルーターに変えることで通信速度はある程度改善されます。
ちなみに僕が買ったルーターはこちらです。
どれを選んで良いか悩んでる方は、ぜひ検討してみてください。
まとめ:契約前にしっかり確認して対策しよう
最後におさらい。
- 速度が遅いと感じたら光回線の配線方式を調べる
- VDSL方式は最大100Mbpsしかでない
- 対応策は、ホームルーターかIPv6対応のルーター
今回は、思っていたより速度が出ないと思って勘違いに気づきましたが、正気なところ、70〜80Mbpsぐらいの速度が出ていれば普通に暮らしていて困る事はありません。
もちろん500Mbpsとかの速度を体感していないから言える事だとは思いますが・・・
けど、僕は今のところ不自由はないですね。
なので、今から、
- 光回線を契約しようとか、
- Wi-Fiルーターを変えようとか
考えてる方は、僕みたいな勘違いをしないように気をつけてください。
光回線をどこにしようか悩んでるって方は、僕が契約してる楽天ひかりは、楽天モバイルユーザーなら1年間は無料で使えます。
固定費が曝下がりします。
ぜひ、検討してみてください。
と言うことで、今回はこの辺で。
それではまた^^