こんにちは、yujiです。
先日、僕のパソコン環境が変わったので、MacBook Airを外部モニターで繋いてデュアルディスプレイにすることにしました。
今まではiMacを使っていましたが、あんまり使わないことからメルカリで売って、今はMacBook Air1台です。でもさすがに、11インチのMacBook Airじゃ画面が小さすぎて作業があんまりはかどりません…
そこで、23インチの外部モニターをMacBook Airに繋いてデュアルディスプレイにしました。
圧倒的に作業効率が上がるので、ぜひオススメです。ただ、モニターを繋ぐ上で色々と準備があるので、今回はその経緯を書いていきますね。
- Macを外部モニターに接続する為に準備するもの
- ディスプレイ環境の種類
- パソコンでの設定方法
それではどうぞ^^
Contents
MacBook Air(MacBook)で外部モニターを使い、作業効率を劇的にアップさせる!
先ほどもお伝えしましたが、MacBook Air(MacBook)(MacBook Pro)を外部モニターに接続するには、いくつかの準備が必要です。
- ケーブルの種類の理解
- Mac側のポートを確認
- 外部モニターを選ぶ
- ケーブルを選ぶ
- 接続してパソコンの設定(簡単)
これを順番に説明していきますね。
ケーブルの種類
まず初めに、今自分が使っているMacと、新しく使いたい外部モニターを繋ぐケーブルが必要になります。なのですが、ケーブルを買う前に簡単にケーブルの種類について説明しますね。
このケーブルの種類を理解しておかないと、後々どれにするかで余計時間がかかってしまうので、、、
ケーブルの種類は大きく分けて4つあります。
- D-sub(VGA)アナログ
- DVI(以下デジタル)
- HDMI
- Display Port
1つずつ解説していきます。
D-sub(VGA)
パソコンとモニターをつなぐ一般的なコネクタです。今でもよく使われているので、結構馴染みがあるかと思います。
ただし、このケーブルは映像しか送れないので、音声は対応していません。機器によってはVGAと表記されているものもありますが、同じ認識で問題ありません。
DVI
アナログに変換せずにデジタルのまま送れるので、先ほどのD-subに比べると画質が綺麗です。ただし、コレも音声は送ることができないので、映像のみになります。
DVIの中にも2種類あって、DVI-IとDVI-Dがあります。
DVI-Dは、デジタルとアナログの両方に対応、DVI-Iは、デジタルのみに対応しています。
HDMI
コレはよく聞く名前ですよね。
映像と音声の両方が送れて、かつ今までのものより端子が小型になります。今の機器はコレが主流です。
Display Port
そして最後はDisplayPortですね。
こちらも端子が小型で、かつHDMIより高速で送れるのが特徴です。以上が大きく分けて4つのケーブルになります。
Macのポートを確認しよう
次にMac側のポート(端子)を確認しましょう。
Macにどんなポートがあるのか確認したい場合は、Appleの公式サイトに載っていますのでそちらを見てください。
あと、自分が使っているMacのポートを調べる場合ですが、『リンゴマーク→このMacについて→サポート→技術仕様』と進んでいくと、色々説明が書いています。
その中の、『接続と拡張』というところを見れば、確認できます。
Thunderboltポートって書いてますよね?
これはMini DisplayPortの事なので、Mac側はMini DisplayPort端子を用意すればOKです。
旧型のMacBook AirのポートはMini DisplayPortです。
モニターを選ぶ
次に、外部接続するモニターを選びます。
個人的には、23インチ以上がオススメです。
やっぱり画面が小さいとその分作業領域も狭くなるので、仕事がはかどりにくいですね。
後は、4Kに対応してたりとか画質が良いとか悪いとか色々ありますが、これもこだわればこだわるほど値段が高くなるので、財布と相談しながら決めていきましょう。
ちなみに僕は、割とリーズナブルなモニターを選んだので、一応載せておきますね。価格も安くて画面も大きいですし、結構使いやすいです。
大抵は、モニターを買うとモニター側のポートと同じ端子のケーブルが同梱されていると思います。
僕が買ったモニターだと、『D-subのケーブル』と『HDMIのケーブル』が2本付いてきました。ケーブルがあれば、後はマルチ変換アダブターというものがあるので、コレを使えば大抵のものは繋げます。
MacBookAirのポートがMini DisplayPortなので、これを差せばどんなケーブルでも繋ぐことができます。
MacBookやMacBookProでも考え方は同じです。USB-C(Thunderbolt3)なら、USB-C変換アダブタを使えばOKです。
上の物だとDVIには対応していないので、 モニター側のポートがDVIの場合は、下の物が良いと思います。
これは変換アダブタじゃなくて、そのままケーブルとして使うタイプの物になります。
MacBook、MacBook Air、MacBook Proでも端子が変わりますし、後は年式とかでも変わってきますので、しっかり自分のMacがどんなポートなのかを調べてくださいね。
モニター環境の種類
次に、モニター環境の種類ですが、モニターの使い方は全部で3つあります。
- デュアルディスプレイ
- ミラーリング
- クラムシェル
1、デュアルディスプレイ
これは、メインのPCがあってその横にもう1つモニターを並べて、2つのモニターで作業する環境のことです。
書類作成、ブログ執筆、プレゼン資料、図面、などなど、1つのモニターを見ながら作業ができるので、本当に何をするにも便利な環境になります。
2、ミラーリング
メインのパソコンのモニターと全く同じ画面を別のディスプレイに映すことです。
よくある使い方としては、プレゼンの時だったり、会議の時に自分の画面をみんなに共有したい時とかですね。
3、クラムシェル
最後にクラムシェル モードです。
簡単に言うと、ノートパソコンを閉じた状態でもう1つのモニターで作業できるようにすることです。
これは割と使っている人が多いと思いますが、個人的にはデュアルディスプレイで良いんじゃないかと思います。
以上がモニター環境の種類です。
どれを選んでもすぐに変更できるので、色々試してみてしっくりくるものを選んでくださいね。
パソコンの設定方法
Mac側のポートが確認でき、モニターも準備ができてケーブルも揃ったら、いよいよパソコンの設定をしていきます。
と言っても、ケーブル繋ぐだけなのでめちゃめちゃ簡単です。笑
1、ケーブルを繋ぐ
MacBook Airと外部モニターをケーブルで繋いだら、モニターが映ります。
ちなみに先ほど紹介した僕が買ったモニターは、『入力切替』をしないと「ケーブルが接続されていません」と表示されるので注意してください。(後で解説しますね)
2、ディスプレイの設定
『リンゴマーク→システム環境設定→ディスプレイ→配置』と進めば、モニターの位置を選ぶことができます。
こんな感じですね。
赤枠の白いバーみたいなものが、「どちらの画面にDOCKを持っていきますか?」という意味なので、メインで使用するモニターの方にドラックして移動させておきましょう。
下の、『ディスプレイをミラーリング』にチェックを入れれば、モニターをミラーリングすることができます。
設定はこれで終わりです^^
お疲れ様でした。
補足:外部ディスプレイをメインのモニターで使用する場合
1つ注意しておきたいのが、外部ディスプレイをメインで使用する場合は、別途キーボードとマウスが必要になります。
デュアルディスプレイでMacBookAirをサブ機として使う時と、クラムシェルで使う時ですね。その場合の設定も解説しておきます。
『リンゴマーク→システム環境設定→Bluetooth』ここで、キーボードとマウスをペアリングします。その後、『詳細設定→Bluetoothでコンピューターのスリープ解除を可能にする』にチェックを入れます。
これでOKです。
ちなみにクラムシェル の場合は、Macの充電器(電源アダブター)を差したままにしないと外部モニターがに表示されないので注意してください。
デュアルディスプレイでMacBookAirをメインで使い、外部モニターをサブとして使う場合は、MacBookAirで操作すれば良いので、キーボードとマウスは必要ありません。
モニターの注意事項
先ほど少しふれた、僕が買ったモニターの注意事項ですが、入力切替があまりにもわかりづらかったので載せておきます。
モニターも買ってMac側のMini DisplayPort変換アダプターも買って、いざケーブルを繋いで見たら、、、
あれ?表示されへんぞ・・・
モニターに「ケーブルが繋がれていません」的な表示がある。
と思って色々調べてみたら、どうやら入力切替をしてあげないと、今どのケーブルを差しているかっていうのを自動で認識しないらしい。
写真の画面はもう表示されていますが、基本的に最初はなにも映っていません。
で、赤枠の1番右、電源マークを押すとモニターの電源がつきます。次に、電源マークの隣を押すとメニューが出てきます。(出ない場合は次の画像のように入力切替ボタンを押してください)
メニューが出てきたら、赤枠のボタンを押すと「どのケーブルで繋ぎますか?」みたいな案内が出るので、実際に繋ぐ箇所を選択してあげると、モニター側もケーブルを認識して画面が表示されるようになります。
まぁでも、モニター自体は安価で良い製品なのでおすすめです。
まとめ
- Macのポートを確認する
- モニターを選ぶ
- ケーブルを選ぶ(マルチ変換アダブタがおすすめ)
- 繋いで完成
- デュアルディスプレイが推奨
- 作業効率が大幅に上がります
こんな感じ^^
デュアルディスプレイにするのは、ケーブルとモニターを選ぶのに時間がかかるけど、その2つが揃ったら後は超簡単です。
本当にケーブル繋いでちょこちょこっていじるだけでOKです。それだけでパソコン環境が一気に変わりますし、作業効率も大幅に上がります。
おすすめなのでぜひやってみてください。
それではまた^^