こんにちは、yujiです。
30代前半にして、いよいよ本気で投資を始めることになりました。
と言っても、今は単元未満株(ミニ株)とインデックス投資しかまだやっていませんが、ゆくゆくは高配当株にも投資していく予定です。
そこで今回は、インデックス投資を始めるなら絶対に欠かせない、NISA口座について解説していきます^^
- NISA口座とは?
- 一般NISAと積立NISAの違い
- 積立NISAのメリットとデメリット
それではどうぞ^^
Contents
証券口座とは?
NISAを語る前にまず、証券口座について。
投資を始めようと思ったら、一番初めに証券口座が必要になります。
そして、証券口座を作るときに真っ先に検討するべきはネット証券です。ネット証券は通常の大手証券会社に比べて、圧倒的にコスパが最強。
投資は、手数料だなんだと頻繁にかかってくるお金がジワジワとボディブローで効いてきます。なので、度々かかってくるお金は必ず安い方がいいし、ネット証券はもっともそれに適しています。
投資信託を100円から購入できるようにしたり、ポイントでも購入で切るようにしたりと、サービスの打ち出し方が投資家目線で行われ、今後もクオリティが期待できるネット証券。特に、普段から楽天のサービスをよく利用する方は、ポイントもたまりやすくなるのでオススメ^^
SBI証券は商品がなんでも揃っています。手数料は業界で最安値で、SBIにない商品やサービスはないと言ってもいいぐらい充実しています
上記のどちらかで証券口座を作れば間違いはないですね^^
(僕も愛用しています)
NISAとは?
NISAとは、少額投資非課税制度のことです。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資して、売却して得た利益や受け取った配当や分配金に対して20%の税金がかかってきます。
つまり、頑張って頑張ってようやく100万円の利益が出たとしても、その内の20万円は税金として取られます。
ですがNISAは、NISA口座の中で、毎年決められた金額の範囲内で購入した金融商品から得た利益に税金が課せられません。要するに、100万円利益が出たら丸々100万円手元に残るってことです。
これは、投資する側からしたらかなりありがたい制度なので、投資をしていくなら確実に使った方がいい口座(制度)ですね。
一般NISAと積立NISAの違い
次に、NISAには一般NISAと積立NISAの二種類あります。厳密に言うとジュニアNISAもありますが、今回は割愛しますね。
一般NISA | 積立NISA | |
利用できる人 | 日本に住む20歳以上なら誰でもOK | |
非課税期間 | 10年間 | 20年間 |
年間の投資上限額 | 120万円 | 40万円 |
合計の非課税投資上限額 | 600万円 | 800万円 |
投資対象となる商品 | 上場株式(ETF、REITも含む)、投資信託 | 金融庁が定めた基準を満たした投資信託、ETF |
資産の引き出し | いつでも引き出せる |
この表を見てもらえれば、ちょこちょこ違いがあるのがわかるかと思います。
その違いの中でも、主に押さえておきたいのは、
- 非課税期間
- 年間の投資上限額
- 投資対象となる商品
非課税期間
先ほども言いましたが、NISAは通常の証券口座と違い、NISAの条件内の投資で得た利益は非課税になります。その非課税期間が、一般NISAは10年で積立NISAは20年。
つまり一般NISAは、10年後以降に出た利益に関してはしっかり20%の税金がかかってきます。
対して積立NISAは、非課税期間がNISAに比べて倍の20年です。
年間の投資上限額
一般NISAは120万円で積立NISAは40万円。この金額内で投資をしないと非課税になりません。
積立NISAの40万円は一見少ないように思いますが、コツコツ積み立てていくには十分な額です。
【投資必勝法】積立NISAでインデックス投資をドルコスト平均法で資産運用するでもオススメしていますが、積立NISAはインデックス投資と相性が抜群にいいです。
年間40万円を12ヶ月で割ればだいたい3万3千円なので、少しずつ資産を増やしていくには妥当な金額だと思います。
投資対象となる商品
最後に投資対象となる商品ですが、NISAは上場株式(ETF、REITも含む)、投資信託です。対する積立NISAは、金融庁が定めた基準を満たした投資信託、ETFになります。
ETF=株価指数に連動した値動きを目指す、上場している投資信託のこと
REIT(リート)=投資家から集めた資金で不動産に投資し、その家賃収入や売買益で投資家に分配する商品のこと。
早い話が、ETFは上場しているインデックスファンドで、REITは不動産の投資信託で覚えればOKです。
で、一般NISAと積立NISAはこの扱っている商品が違います。
注目したいのは積立NISAの、『金融庁が定めた基準を満たした投資信託、ETF』の部分。これは、数ある投資信託の中でも、金融庁の厳しい条件をクリアした投資信託とETFにしか投資できませんよってことです。
つまり、割と安全と判断されて厳選された商品という風に言い換えれますよね。なので、一般NISAよりはローリスクで運用できるのが特徴です。
積立NISAのデメリット
ここまで、一般NISAと積立NISAの違いを見ながら、積立NISAの方がオススメだよと解説してきました。
ですが、そんな完璧な積立NISAにもデメリットはあります。
- 損益通算できない
- 損失の繰越控除ができない
損益通算できない
ちょっと小難しい話になりますが、本来投資というのは、損失と利益を相殺することができます。ですがNISAは、NISA口座という1つの口座なので、他の口座と損益通算できません。
つまり、今後複数の口座を持とうと思っている場合は、他の口座で損がでてNISA口座で利益がでたら、損益通算できずにNISA口座内での利益に税金がかかってくることになります。
損失の繰越控除ができない
投資は、その年の損失を翌年に繰越して税金を減らすことができますが、NISAはそれができません。その年の損失はあくまでその年の損失になります。
積立NISAバンザイ。笑
積立NISAは、インデックス投資とセットで使えば、最強の投資用口座になります。
インデックス投資は本当に堅実な投資方法で、そのインデックス投資と積立NISAは相性が抜群で、爆益こそないですが、コツコツ積立てて着実に資産を増やしていける投資法です。
そして、積立NISA口座を開設するのは、冒頭でオススメした、
- 楽天証券
- SBI証券
上記のどちらかにしてください。
インデックス投資で資産を増やすには、いかにコストをかけないかがキモになります。
数ある投資本でも「ネット証券を使え!」と書いてあります。決して、銀行マンや証券マンにのせられないように注意しましょう^^
まとめ
- 証券口座とは、投資するために必要な投資用の口座のこと
- 一般NISAと積立NISAの主な違いは、『非課税期間』『年間の投資上限額』『投資対象となる商品』の3つ
- 一般NISAより積立NISAの方がオススメ
- デメリットは対してデメリットではない
- 口座開設は、『楽天証券かSBI証券』で開設
それではまた^^