僕は普段から、パソコン環境はデュアルディスプレイの方が絶対良いと鬼のようにおすすめしています。
なので、このタイトルを見た時は、
そう思いますよね?
結論から言うと、正しい使い方をすれば良いけど、間違った使い方をすれば効率は下がります。
と言うことで今回は、
- デュアルディスプレイの効果効能
- デュアルディスプレイの間違った使い方
この内容でやっていきたいと思います。
- デュアルディスプレイを導入しようと思ってるけど本当に効果があるの?と不安に思ってる
- せっかくデュアルディスプレイにしたのに失敗したくない
ぜひ、最後まで見てくださいね。
それでは早速いきましょう!!
Contents
デュアルディスプレイの効果効能
そんな風に思っていませんか?
大手電機メーカーのDELLが、デュアルディスプレイに関する様々な研究結果をまとめてくれています。
その中の一部を紹介しますね。
- シングルディスプレイからデュアルディスプレイにすると、テキスト作業の生産性が44%上昇し、スプレッドシートの生産性は29%上昇した
- 1時間あたり5分の作業時間を短縮する事ができ、1日あたり40分を別の作業に費やせる
上記の他にも、
- 生産性が42%上昇する
- デュアルディスプレイにしたユーザーの98%はイライラがなくなったと体感してる
など、デュアルディスプレイの破壊力は確実に証明されていますし、僕も体感でその便利さを実感しています。
ただ、それと同時に、
と思う時もあります。笑
これが今回の本題です。
デュアルディスプレイの間違った使い方
そう思う方もいるとは思いますが、果たして本当にそうでしょうか?
意外と、知らず知らずにやってしまってる可能性もあります。
なので、今回紹介する内容を実際にやっていないか、今一度確認してみてください。
間違った使い方は全部で3つあります。
ひとつずつ順番に解説していきますが、先に言っておくと3番目が特に重要で1番やってしまいがちなので、特に注意してください。
①モニターの大きさに違いがありすぎる
これは、使ってるモニターの大きさ(インチ)に違いがありすぎる状態です。
例えば、
メインのモニターは32インチなのに、サブのモニターは13インチを使ってる
とかですね。
一口にデュアルディスプレイと言っても、タイプが2つあります。
それは、
- メインのモニターがあって別でもうひとつモニターを使うパターン
- ノートPCをサブモニターにするパターン
それぞれ解説しますね。
メインのモニターがあって別でもうひとつモニターを使うパターン
デスクトップ型のパソコンとかMac miniを使ってる方はこのパターンになりますね。
僕もそうですが、メインのモニターを置いてサブでもうひとつモニターを置くパターンです。
上記は、2つともモニターの大きさが27インチで揃ってるので、メインのモニターからサブのモニターに目を移しても特に気にはなりませんし、むしろかなりスムーズです。
ノートPCをサブモニターにするパターン
WindowsもそうですがMacBookAirとかMacBookProのような、いわゆるノートPCを使ってて、
- ノートPCだと画面が小さいからメインのモニターを別で用意して
- その横にサブでノートPCを置いておく
これがふたつ目のパターン。
このパターンだと、
- メインのモニターが27インチで
- MacBookAirが13インチなので
メインからサブに目を移した時にモニターの大きさに落差があるので、ずっとモニター間を行き来していると目が疲れてくるんですね。
とは言え、その状態でも便利な事に変わりはないので僕も昔は普通にやっていました。
便利なものには抗えない・・・笑
②画質が合っていない
続いてこちら。
メインとサブ、このふたつのモニターの画質が合っていないとかなり目に負担がかかります。
例えば、
- フルHDと4K
- それぞれ視野角が違う
- コントラスト、輝度の違い
とかですね。
画質に関しては別の記事で解説してるので、ぜひそちらも合わせて確認してみてください。
画質はある程度モニター側でも調整はできますが、メーカーが違うと全く同じにはなりません。
なので、もしデュアルディスプレイを検討しているなら、モニターのメーカーは合わせた方が無難です。
③なんちゃってマルチタスクになってる
最後はこれ。
デュアルディスプレイの間違った使い方トップオブトップで、僕が今回1番伝えたかった事です。
これは、メインとは関係のないタスクをサブのモニターで開いてしまってる状態の事です。
- プレゼン資料をパワポで作りながら関係ないTwitter開く
- エクセルで作業しながら関係ないYoutubeを開く
- ワード作業をしながら関係ないToDoリストを開く
とかですね。
サブのモニターは本来、メインのモニターの補助的な役目になります。
つまり、
- プレゼン資料に関係のある記事を開く
- エクセル作業に関係のあるデータを見ながら作成する
- ワード作業に関係のあるページを開いて執筆する
これが本来のサブモニターの使い方です。
なので、もし先ほど例に挙げたような使い方をしているなら作業効率は上がるどころか、むしろジェットコースター並みの速度で下がっていくので、今すぐやめましょう。
開いてるだけでもNG
やらなければ良いと言う訳ではなく、そもそも関係ないアプリやタスク、記事を開いてる事じたいがすでにアウトです。
と言うのも、良くも悪くも人間の視野は、
- 片目で90〜100度
- 両目で180〜200度
見えるので、メインのモニターを見てる時は嫌でもサブのモニターが視野に入ってしまいます。
例えば、
- 「ちょっと気になるからTwitter見てみよかな」
- 「おっ、なんか綺麗なインスタの写真あるやん]
- 「いつも見てるYoutuberさんがライブ配信始めてるやん!見よみよ〜」
典型的な失敗の模範です。
そこから関連動画に行った日にはもうこっちの世界に帰ってこれません。笑
これだと、せっかくエンジンをかけたのにアクセルを踏む前に止まってしまいます。
人間は、1回で集中できる時間が限られています。
精神科医でありながらSNSを駆使ししまくって成功を収めてる樺沢紫苑先生も、こんな風に仰っています。
人間は15・45・90分が集中力が続く目安だと思っています。小学校の授業は45分、大学の講義は90分。高い集中力を要する同時通訳者は15分で別の方に交代します。なので、人間の集中力はどれだけ長く続いても90分が限界です。
要するに、やると決めて机にポジショニングした時点で、他の関係のない作業は一切しないし、目にもつかないようにする必要があります。
その為には、サブのモニターで関係のないアプリを立ち上げないようにしましょう。
デュアルディスプレイはこう使う
さっきの例でいくと、
- プレゼン資料に関係のある記事を開く
- エクセル作業に関係のあるデータを見ながら作成する
- ワード作業に関係のあるページを開いて執筆する
そして、これが終わったらサブモニターはデスクトップ画面に戻しておきます。
こうする事で、
- 余計な物が目につかなくなり
- やるべき事に没頭できる
この状態を作れます。
まとめ
最後にさらっとおさらい。
- デュアルモニターの間違った使い方は全部で3つある
- ①モニターのサイズが違いすぎる
- ②モニターの画質が違いすぎる
- ③なんちゃってマルチタスクになっている
- メインの作業とは関係のないアプリは立ち上げず、
- 必要なものが終わったらサブのモニターはデスクトップ画面に戻す
デュアルディスプレイは便利な物だからこそ、諸刃の剣になる事もあります。
こんなに偉そうな事を言っていますが、僕も1ヶ月に1回ぐらいは自分に剣が刺さってしまいます。笑
なので、
- これからデュアルディスプレイ環境を作るって方も
- もうすでにデュアルディスプレイの環境を作ってる方も
なんちゃってマルチタスクにならないように気をつけてくださいね。
と言うことで今回はこの辺で!
それではまた^^
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