こんにちは、yujiです。
今回は、BenQのスクリーンバーライトの紹介になります。(いわゆるモニターライトのこと)
BenQは台湾の電気製品メーカで、ゲーミングモニターとかでかなり有名な会社です。
過去におすすめのモニターを紹介している記事がありますが、そこでもBenQのモニターを紹介しています。
で、BenQのスクリーンバーライトを実際に使ってみた感想しては、『めちゃめちゃ良いけど使う人を選ぶ』ですね。
と言うことで今回は、
- 開封と設置を軽く紹介
- 通常のモニターライトだと厳しい理由
- スクリーンバーライトのメリットとデメリット
この内容でやっていきたいと思います。
- デスクで書類作業が多い方
- デスク周りに照明を置きたい方
- とりあえず便利そうでかっこいいもの探してる(笑)
こんな方の参考になれば幸いです。
それでは早速いきましょう!!
Contents
前提:そもそもどうしてモニターライトは必要なの?
先に軽く前提を共有しておきます。
なんとなく、
- かっこいいから
- オシャレだから
- 明るくて作業しやすそうだから
と思ってモニターライトを付けようとしてませんか?
もちろん上記のような事でも立派な理由にはなりますが、実はモニターライトを設置する事のメリットは、厚生労働省のVDTガイドラインにしっかり記載があります。
簡単に言うと、パソコン作業とかデスクワークをする時に、こうした方がより安全に作業ができる環境になるガイドラインがあるよって事です。
厚生労働省VDTガイドライン 『作業環境管理、照明及び採光』
ディスプレイを用いる場合のディスプレイ画面上における照度は500ルクス(照度)以下、書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以上を目安とし、作業しやすい照度とすること。また、ディスプレイ画面の明るさ、書類及びキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく小さくすること。
要は、モニターの画面上は500ルクス以下で、手元の明るさは300ルクス以上の明るさを目安として作業するのが良いですよってこと。
明るさを表す指標としてルーメンもありますが、ルーメンはその照明機器そのものの明るさを表す単位(光の量)で、ルクスはその先の明るさ(照度)を表す単位です。
他にも、
- モニター
- マウス、キーボード
- 部屋の環境
など、たくさんあるので、機会があればぜひ見ておいてください。
前置きはここまでにして早速見ていきましょう。
ちなみに今回紹介するのはこちらです。
いざ、開封
箱はなかなかしっかりした作りになっていますね。
- スクリーンバーライト本体
- 自動調光器ケーブル付き(USB-A to USB-C)
- 取り付け金物(アルミ合金)
- 取扱説明書
余計な物は入ってないですね。シンプルで非常にわかりやすい。
取扱説明書も、英語バージョンと日本語バージョンと2冊入っていたのでかなり親切です。
開けるものを開けたらモニターに設置していきましょう。
そして、設置
まずは、取り付け金物とライトをドッキングさせます。
この取り付け金物が、安定感を出す為だとは思いますがまぁまぁの重さですね・・・
とは言え、一度設置したら頻繁に取り外す事はないのでOKです。
スクリーンバーライト本体にUSB-Cのポートがあるので、取り付け金物とUSB-Cの向きが合うようにドッキングさせます。
これでOKです。
ちなみにですが、スクリーンバーライト本体と取り付け金物を合わせて492gになります。
続いて、ドッキングしたライトをモニターの上に設置していきましょう。
本当に乗っかってるだけです。笑
ですが、ズレる心配もないし落ちる心配も全くありません。
スクリーンバーライトを設置したら、後はケーブルを繋げていくだけです。
自動調光器とケーブルが繋がっていて、途中でUSB-AとUSB-Cに枝分かれしているので、
- USB–Aはモニターかパソコン、もしくは電源アダプタに繋ぐ
- USB–Cはスクリーンバーライトに繋ぐ
これで完成です。
この時にひとつ注意するのが、給電する時の電力です。
スクリーンバーライトが正常に動作する為には、電圧が5Vで最低1A以上のものを選んでください。
以上で完成です。
使い方
自動調光器
スクリーンバーライトはモニターに載せるだけなので特に使い方とかはないので、今回は自動調光器の使い方だけ見ていきましょう。
- 電源のオンとオフ
- 明るさの調整
- 色温度の調整
- 自動明るさ調整
色々機能がありますが、とりあえずこの自動調光器ですクリンバーライトの全ての動作が完結します。笑
順番に見ていきましょう。
電源のオンとオフ
まず、ライトの電源オンとオフ。
これは、調光器の真ん中のボタンをポチッと押すだけでオンとオフの切り替えができます。
明るさと色温度の調整
明るさと色温度の調整は、右側のボタンで切り替え可能です。
ボタンを一度押すと明るさを調整できて、もう一度押すと色温度の調整ができます。調整は、電源ボタンのダイヤルを左回しにすると下がり、右回しにすると上がります。
明るさと色温度について少し補足しておきますね。
- 明るさ(照度)
500ルクスから1000ルクスまで、14段階の調整ができる。
- 色温度(ケルビン
暖色(オレンジ)と寒色(青白)で調整できる。一般的に、リラックスしたい時は暖色系で集中力を高めたい時は寒色(白色)と言われている。2700ケルビンから6500Kまで調整可能。
自動明るさ調整
最後に、自動明るさ調整です。
これは、今の作業環境に適切な明るさを自動で調整してくれる機能になります。地味にめちゃくちゃ素晴らしい機能です。
ですが、僕の場合はモニターの下側に調光器を設置しているので、センサーが暗所という判断をして明るくしてくれます。笑
なので、僕は使っていません。
以上が、開封から設置、機能の解説でした。
ここからは、BenQスクリーンバーライトのメリットとデメリットを紹介していきますね。
BenQスクリーンバーライトのメリット
- 通常のモニターライトのデメリットを改善できる
- シンプルで使いやすくて機能が豊富
順番に見ていきます。
通常のモニターライトのデメリットを改善できる
僕が今回、1番強く伝えたいのはここですね。
モニターライトの2大デメリットと言えば、
- モニターに光が映り込む
- 置き場所に困る(スペースが必要)
この2つです。
①モニターに光が映り込む
いざモニター周りを明るしようと思っても、置き場所によってはモニターにライトの光が映り込む事があります。
さすがにこれは極端な例ですが、でも実際に僕も経験はあります。
デスクで書き物とか書類とかを扱う方だと経験あるかと思いますが、机の置き場所によっては部屋の電気やスタンドライトの光が、自分の体に当たって影になってしまいます。
僕はこれで、子供にやいやい言われました・・・
で、最終的に、
- モニターに光が映り込まない場所
- 自分の体が当たって影にならない場所
この2つを探さないとダメなんですよね。
②置き場所に困る(スペースが必要)
そのままの流れで2つ目ですが、先ほどの2つを考慮した上でモニターライトを設置しようとすると、わりと置き場所が限定されます。
で、やっと置き場所を見つけても、
- あんまり置きたくないところに置かないといけなかったり
- デスク上に圧迫感がでたりとか
ある程度は妥協して、モニターライトを設置することになります。
ですが、スクリーンバーライトを使えば、その問題が全て解決できます。
ライトをモニター上部に設置するので、
- モニターに光が映り込むこともないし(うまく設計されてます)
- デスク上に影ができることもないし
- 置くスペースを考えることもない
それぐらい、通常のモニタースタンドのデメリットを解消してくれます。
シンプルで使いやすくて機能が豊富
メリットというか、僕が実際に使ってみて感じた、このスクリーンバーライトの良いなと思ったところを列挙します。
- シンプルな設計
- スペースを取らない
- 操作が調光器で全て完結する
- 色温度と明るさを細かく調整できる
- 見た目もオシャレ
とりあえず、良いなと思う事が多いですね。
モニターライトとしては、ほぼ完璧です。おそらくこれを超えてくるライトはもうないんじゃないか?そう思わせてくれるライトです。
ただ、それにはそれなりの理由があります・・・
BenQスクリーンバーライトのデメリット
- 価格が高い
- 気にいった明るさと色味を記憶できない
- ウェブカメラの設置に困る
順番に見ていきます。
価格が高い
さっきまで、
- 使いやすくて最高
- シンプルでオシャレ
- メリットだらけでほぼ完成されたモニターライト
とか散々言ってきましたが、それもそのはずです。
このスクリーンバーライトは、価格が高い・・・
2021年11月時点で15,900円(税込)です。
僕が今まで、このスクリーンバーライトに手が出せなかった最大の理由です。
もちろん、もっと高価なライトもあるとは思いますが、それでもライトにしてはかなり高い方です。
さっきまでのメリットだらけの理由は、この価格ならうなずけます。
まぁでも、そもそもデメリットの定義からいくとおかしいのもありますけどね。
デメリットは『欠点、短所』という意味なので、それ相応の機能と利便性を備えてるなら、価格が高い事はデメリットとは言い難いところはあります。
なので、価格がネックになるって言ったほうが正しいですね。
後の2つはサクッといきましょう。
気にいった明るさと色味を記憶できない
作業していく上で、自分の『ベスト明るさポジション』を見つけても、その設定を記憶できません。
おまけに、明るさや色温度をデジタル表示してくれる訳ではないので、ダイヤルを回しながら調整していくことになります。
僕は部屋の状況にそこまで変化がないのであんまり気にしませんが、使う人によっては、
- 昼は、明るさは多めで色温度は強めの寒色
- 夜は、明るさは弱めで色温度は弱めの暖色
など、細かく設定したい時があっても、そのつど設定が必要です。
なので僕の場合は、普段は同じ明るさと色温度で、たまに気分を変えたい時だけ手動で変えています。
ウェブカメラの設置に困る
僕が使わないのでわかりませんが、ウェブカメラはモニターの上部に設置する物が多いと思いますが、モニター上部にはライトを付けるので、ウェブカメラをつけるスペースがなくなってしまいます。
なので、ライトを併用しようと思ったらウェブカメラを使う方は、別の設置方法を考えないといけません。
注意点
あと、デメリットというか注意点ですが、このライトはモニター上部に設置しますが、極薄ベゼルレスモニターを使っている方は、ディスプレイに干渉してしまう可能性があります。
僕のモニターはベゼルレスモニターで7mmですが、干渉はしていません。
ですが、ベゼルが5mm以下ぐらいになるとおそらく干渉するので、そこは注意が必要です。
補足:下位版もあるよ
こんな方は、コントローラーがないタイプのスクリーンバーライトもあります。
コントローラー付きが『スクリーンバーライトプラス』で、コントローラーなしが『スクリーンバーライト』になります。
操作はライト本体の上部で操作できます。
まとめ:用途がハマれば最高
製品としては、ほぼ完璧だと思います。
ただ、やっぱりどうしても価格が高いのが気になる・・・
なので、僕がBenQのスクリーンバーライトをおすすめできる方は、普通のモニターライトで満足できない方になると思います。
- デスクで書類を扱う
- デスク上のスペースが狭い
- 通常のモニターライトで満足できない
こんな方には、最高の相棒になるかと思います。
逆に、現状で通常のモニターライトに不満がない方は、そこまで恩恵を受けれないかもしれません・・・
ぜひ、モニターライト選びの参考にしてみてください。
と言うことで今回はこの辺で!
それではまた^^